Profile

OSHOW
忍翔
インプロバイザー(即興俳優)、俳優指導者、俳優

シェイクスピア作品、ブロードウェイミュージカル、インプロショーまで、ジャンルと言語の垣根を超えて幅広く活動。
アメリカ、フランス、イギリスなど、世界8カ国でインプロ、クラウン、マスクなどの様々な演劇を学び、パフォーマンスと指導を通して、日本にその思想と技術を伝える。
インプロショーは、13年間で400ステージ以上に出演。お客さんと一緒に作る即興二人芝居や、言葉を使わない即興一人芝居など、常に新しいことに挑戦し、インプロだからこそ味わえる、今この瞬間に生まれる繋がりや物語を、観客と共有し続けている。
脚本芝居は、奈良橋陽子主宰のMLSにて「Once on This Island」「Midnight Summer Dream」「Into the Woods」などの英語劇にメインキャストで出演、一人芝居ミュージカル短編集「à la cuisine ! 〜偉大なシェフの帽子〜」エスコフィエ役のオリジナルキャスト、Sweet Arrow Theatricals「You're a Good Man, Charlie Brown」チャーリー・ブラウン役の英語版キャスト、tpt「エンジェルズ・イン・アメリカ」のベリーズ役、Goethe-Institut Tokyo「ハート泥棒」フランツとアマリア役の日本初演キャストなどを務める。

- インプロの国際組織「International Theatresports Institute(iTi)」アジアメンバー
- インプロ専門学校「インプロアカデミー」専属講師
- インプロ研修専門会社「(株)フィアレス」提携講師
- 日本初の学生インプロ団体「劇団しおむすび」名誉顧問
- 長編即興演劇専門チーム「Second Circle」創設者

オンラインスタジオ「シン・秘密の演劇room」

世界の演劇、演技メソッドを知りたい、学びたい人のための情報、知見、稽古場を提供するオンラインスタジオです。WS1回分の値段で、毎日のメルマガと毎月の稽古会への参加権、その他ワークショップへの割引などの特典が受けられます。
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Workshop

〜恐れと仲良くなり、自由で創造的になる〜

『自由の反対は、恐れである』 by キース・ジョンストン(インプロの父)

僕たちの頭の中には「うまくやらなきゃ」「正しくやらなきゃ」「ちゃんとやらなきゃ」「面白くなきゃ」「売れなきゃ」…といった恐れが渦巻いています。
その恐れが大きければ大きい程、その人は自由さを失ってしまうのです。

そして僕は、俳優のほとんどが恐れを感じていると思うのです。

観客を恐れ、演出家を恐れ、無知であることを恐れ、無能であることを恐れている。
それによって嘘をつき、誤魔化し、虚勢を張る事で、本来の自分の持っている創造性、魅力、表現力を大いに発揮出来ないでいる。
そういった現状を変えたいと思って、俳優指導に日々勤しんでいます。

僕はこれまで、世界の様々な演劇と出会ってきました。
その中でも、インプロ、クラウン、マスクとの出会いは僕の演劇人生を大きく変えてくれました。
インプロと出会い、失敗すること、衝動的に反応し行動することへの恐れと仲良くなり、
クラウンと出会い、人前に立つこと、人を愛し愛されることへの恐れと仲良くなり、
マスクと出会い、自然体でいること、ありのままの身体で舞台に立つことへの恐れと仲良くなりました。

僕は自分の指導によって、何か特別な技術を身につけて欲しいとは思いません。
むしろ、一人一人に本来備わっている創造性や魅力を発見し、それが表に出てくる手助けをしたいと思っています。

受講者の感想

  • 忍翔さんの提供する空間では、クラウンやインプロ、マスクのワークを通して「恐れ」に気づかせてくれ、参加者個人個人に合わせて丁寧に取り除いてくれます。演者が本当に楽しんで演じている状態に、上手い具合に導いてくれるのです。これまで数々のワークショップやレッスンに参加してきたつもりですが、他では体験したことのない感覚を得られました。(俳優 滝本圭)
  • 忍翔さんは今までご自身で学んできたことを本当に惜しみなく教えてくださいました。スキルだけでなくマインドでも大切な考え方をたくさんもらい、(むしろこっちが土台として一番大事な気がする)「必要なものは既に持っている」という言葉は本気でど真ん中に据えて演劇やっていきたいな、と思っています。だから、自分には足りないことだらけだ、と思って必死になっている人にオススメです。(俳優 宇都有里紗)
  • ワークの度に、演技の癖や心理的なブロックとなっているもの、とりがちな行動などを丁寧に指摘して気付かせてもらえたこともとても有難かったです。「次はこんなふうにやってみて」という指示を受けて自分もみんなも演技が変化してどんどん良くなっていくのを何度も目の当たりにしました。私たちは「既に持っている」から、それをどのように自分で引き出しすのか、ヒントを沢山頂きました。そして忍翔さんは個人に合った演技の引き出し方を見抜いて伝えてくれました。(俳優 草野明華)
  • 演技を難しく考えすぎてしまって良くわからなくなってしまっている方に特にオススメしたい内容でした。色々なワークを通して「演技」という非常にわかりにくい芸術を感覚で理解できるように、色々な材料を提供してくれます。一人一人の成長に対して妥協することが無く、成長のチャンスがあればいくらでも向き合ってくれます。雰囲気作りも非常に上手く、思い切った演技をしやすいし、疑問点も質問しやすい環境を作ってくれます。(俳優 石川剛)
  • 演技のコーチというのは、本当に人を見抜くことが上手い人、という印象が今までのWSなどであったのですが、忍翔さんも紛れもなくそうでした。その人の本心というか、気持ちに実直に向き合って、一緒に遊んだり探求しながらも、それとなく導いたり、行き止まりであることをを教えてくれたり、一人の参加者として純粋に嬉しかったですし、楽しかったです!(俳優 島林瑞樹)
  • 忍翔さんはいろんなメソッドを学んでいらっしゃるので、いろんな方向からお芝居のアプローチのやり方を教えてくださるのがとても魅力的でした。言葉で動けないなら、身体から挑戦してみよう、もっと言葉に頼ってみよう、と自分の中で意識しながらワークする事ができました。感情、身体、関係性、お客さんからの見え方、他のレッスンでは一つのことに着目して教えてもらっていたので、新鮮な気持ちで学ぶ事ができた気がしています。(俳優 斎藤朱海)
  • 演技を難しく考えすぎてしまって良くわからなくなってしまっている方に特にオススメしたい内容でした。色々なワークを通して「演技」という非常にわかりにくい芸術を感覚で理解できるように、色々な材料を提供してくれます。一人一人の成長に対して妥協することが無く、成長のチャンスがあればいくらでも向き合ってくれます。雰囲気作りも非常に上手く、思い切った演技をしやすいし、疑問点も質問しやすい環境を作ってくれます。(俳優 石川剛)

Show

〜お客さんと一緒に、イマココを味わう〜

僕のパフォーマンスはほとんど即興ですが、脚本を演じることも時にはあります。
でも、どちらもやることは同じです。

お客さんと一緒にイマココを味わうこと。

イマココとは「今この瞬間に起こること全て」です。
舞台上に現れる言葉、感情、身体はもちろん、空間、音楽、雰囲気などを含みます。
そして更に、お客さんの反応、期待、笑い。これが最も大切です。

特に即興では、そこにいる誰もが未来を知りません。なのでイマココを生きていくしかないわけです。
そこで行くべき未来を教えてくれるのはお客さんです。お客さん無くして即興での成功はありません。

頭で考えていると、イマココからいなくなってしまいます。
常にイマココに、パートナーと、お客さんと一緒にいる。
そうすることで自然と行くべき道が見えてくるのです。一歩、また一歩と望まれている物語に進んでいきます。

この感覚は、脚本を演じる際でも生きています。
台詞や流れは決まっていますが、そこの間に流れる空気は毎回違います。
イマココにいると、その息遣いがわかります。そうすると毎回違う物語を歩んでいるような感覚になります。

それはとても自由な感覚です。
イマココを歩み続けると、そんな感覚のまま、あっという間にパフォーマンスが終わるのです。

3人のお客さんと作る即興二人芝居オムニバス
「30SHOW」

俳優と作る1時間の即興二人芝居
「withOSHOW」

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